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インタビュー
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南会西部建設
コーポレーション
土木部 主任
羽入 拓人
Takuto Hanyu
2014年 新卒入社
Interview Takuto Hanyu
コミュニケーションを密に、
一つとして同じものはない
道路を作り上げる。
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公共インフラである
道路の舗装工事が
得意分野。

南会西部建設コーポレーション(以下、南会西部)は、トンネル、橋梁、ダム、河川、都市土木、鉄道や高速道路などの公共インフラの土木工事を数多く手掛けており、私は主に南会津郡・只見町における道路の舗装工事全般を担当しています。国道289号線を中心に多くの道路舗装工事を経験してきましたが、特に印象に残っている工事はスノーシェッド(道路に屋根を設けた雪崩対策施設)の下部工(山側)工事です。規模の大きさゆえに協力会社の人数も多く、また周辺の山地は国有林であることから自治体との調整業務もありました。多くの関係者と関わる大変さはありましたが、一般の道路とは異なる特殊な構造物を作っているという実感があり、とても印象に残っています。
施工管理の仕事でもっとも重要な要素は、人と人とのコミュニケーションです。舗装や水道工事、土木作業など、具体的な作業は協力会社の方々に依頼することになりますが、そこに上下関係はなく、あくまでも対等な立場であることを忘れてはいけません。一方で、事故が絶対に起こらないよう、危険作業の際などにリスクがあればしっかりと指摘することも重要です。いつも協力会社の方々に対しては、同じ工事に携わる仲間という意識を持って接するように心掛けています。

祖父と父の姿を見て、
幼い頃から建設業界に
親しみを抱く。

祖父は土木系の仕事をしていて、さらに父も建設関係の仕事をしていたので、私も小さい頃から自然と建設業界で働くことを考えていました。その後、高校では建設科に進み、その中でも土木のコースを選択。卒業後に南会西部で働くことを選んだのは、自分の育った喜多方市から近い場所に本社があり、条件面でも自分の希望に一番合う会社だったからです。
現在は結婚して会津若松市に自宅を構えていますが、南会津事業所のある只見町までは距離があるため、平日の間は事業所の隣にある社員寮で寝泊まりしています。社員寮は新しく綺麗で、個室もあり、食事なども用意されるので、とても快適で楽しいですね。もともとの地元ではなかったとはいえ、只見町の道路工事を長年経験するうちに、徐々に只見に対する思い入れも強くなってきています。

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ゴールは同じでも、
アプローチの方法は
一つではない。

施工管理者が誰かによって、工事の品質は大きく変わります。施工管理者の腕次第で、完成度が本当に違うのです。基本的に工事は発注者や協力会社とのコミュニケーションを通じて進んでいきますが、私たち施工管理者がどこまでこだわるかによって、最終的な出来栄えが変わってきます。もちろん細かい部分まで漏れなく綺麗に仕上げることが理想ではありますが、品質を突き詰めさえすれば良いわけではありません。スケジュールやコストの観点も考慮しながら、安全性をしっかり担保しつつ全体としてどのようにバランスを取って工事を進めていくのか、担当者のやり方次第です。
そして工事完了後、最終的に国や県などの発注者に評価していただくのですが、その時に私たちの仕事ぶりもまた評価として現れます。「道路を作る」というゴールは同じでも、そこに到達するまでのやり方は多様で、その人なりの個性を発揮できるのはこの仕事の醍醐味の一つでしょう。

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人のつながりは、
今まで以上に
大きく広がった。

まず南会西部に関していうと、お互いを助け合う風土が魅力だと感じています。例えば、工事の進め方で悩んでいる時には、自然と周囲に仲間たちが集まってきて議論が始まり、いろいろなアドバイスをしてくれます。特に公共工事は地域性の強い分野ですが、地域での豊富な知見や強固なネットワークを持った人たちが社内いるのは、南会西部の強みです。
そしてUNICONホールディングスになった今、人と人とのつながりはさらに広がりました。他のグループ会社と共同で実施する合同安全パトロールでは、グループ各社の現場を体験することもできます。私も参加したことがありますが、今までのやり方にとらわれない、新しい視点を得ることができました。会社を超えて幅広い視点を身につけられるのはUNICONホールディングスの魅力です。

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UNICONホールディングスの一員となったことで、南会西部は今まで以上に多様な経験を積める会社になりました。本人の希望次第ですが、グループ会社への出向という選択肢もあり得ます。私自身は結婚して家庭があるので今の場所を離れにくいという事情はあるものの、もっと若い時にそのようなチャンスがやってきていたら、喜んで他の会社や現場にも挑戦していただろうと思います。一つの場所にこだわらず多様な経験を積みたい方にとっても、南会西部は良い環境だと思います。

記載内容は取材当時のものです。
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